1. オンライン英語テスト「CASEC」にAI試験監督システムを実装、団体受験向けに提供開始

オンライン英語テスト「CASEC」にAI試験監督システムを実装、団体受験向けに提供開始

オンライン英語テスト「CASEC」にAI試験監督システムを実装、団体受験向けに提供開始

2020年11月16日
株式会社 EduLab

教育サービス事業を展開する株式会社EduLab(エデュラボ、東京都渋谷区、代表取締役社長:髙村 淳一、以下「EduLab」 )は、子会社の株式会社 教育測定研究所(東京都渋谷区、代表取締役社長:北條 大介、以下「JIEM」)が運営するオンライン英語テスト「CASEC」において、高セキュリティな試験実施をリモートで実現するため、AIを活用したオンライン試験監督システム(プロクタリング)を実装し、2020年11月15日より、団体受験でご利用いただけることとなりましたので、お知らせいたします。

取り組みの概要

当社グループでは、オンライン英語テスト「CASEC」において顔認証システムを入れるなど、早期からハイステークスな試験(※)の安全性、平等性を確実に担保するための仕組みを検討してまいりました。
(※)ハイステークスな試験とは、その試験結果が受験者に重要な結果をもたらす試験のことで、大学入試や検定試験などが代表的な例です。

 

この度、こうした仕組みを強化する取り組みとして、AIによるオンライン試験監督システムを「CASEC」に搭載し、11月15日より、大学や企業などにおける団体受験の際にご利用いただけることとなりました。この機能により、オンライン受験における受験者の行動をチェックし、替え玉受験や不正と考えられる行動が見られた場合に、実施団体様にご報告することが可能となります。また、AIだけでなく人の目でも二重に確認することで、より厳密な試験実施を実現します。

 

・サービス内容:

 

①プロクタリングA:静止画による試験監督システム
受験開始時に撮影した受験者顔写真を元に、試験時間中に複数撮影する写真と比較し、一致率を算出します。

 

②プロクタリングB:動画による試験監督システム
受験開始から終了まで動画と音声を記録し、受験者が不適切な行動をしていないかを監視します。

また試験実施の目的によって、監視のレベルを選択することが可能です。

 

【監視レベルLow】AIのみによる監視
【監視レベルMid】AIに加え、人の目で後日チェック
【監視レベルHigh】人の目によるリアルタイムの監視とAIによる監視

※結果のご報告は、監視レベルLow(AIのみ)の場合において即日の共有が可能となります。

 

なお、当社グループが提供するAI試験監督システムについて、導入をご検討の際はこちらで詳細をご確認ください:
https://checkpointz.com/

 

EduLabグループは、今後もあらゆるニーズに答えられるようサービス開発に努め、全ての 学習者に対して新たな価値を提供し貢献してまいります。

◆株式会社EduLabについて

EdTech(教育×テクノロジー)分野における新事業の開発・投資、教育ITソリューション・プラットフォームの提供、次世代教育の支援、スクールマネジメントなど、最新のラーニングサイエンスをベースに次世代の教育ソリューションを実現します。東京、シアトル、ボストン、ニューヨーク、ダブリン、シンガポール、香港、北京、上海、プネ等を拠点として展開しています。

◆株式会社教育測定研究所について

「教育分野における正しい教育測定技術(テスティング)の研究および、その成果である正しいテスト法の流布・流通を通して、効果的な教育の実践、ひいては個人の能力の発展に寄与すること」を理念とし、「英ナビ・スタディギア」、「英検Jr.」、「TEAP CBT」、「CASEC」に代表される試験サービス、学習サービスを提供しています。また、国・地方公共団体などの試験実施団体より、学力調査事業の実施を受託するとともに、教育機関等に向け、システム・コンテンツ開発の受託、テスト分析・コンサルティングサービスを提供しています。


本件に関するお問い合わせ

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