1. 「EduLab高校生インターンシップ2025」を初開催 〜高校生発案による実践型プログラム〜

「EduLab高校生インターンシップ2025」を初開催 〜高校生発案による実践型プログラム〜

「EduLab高校生インターンシップ2025」を初開催 〜高校生発案による実践型プログラム〜

2025年7月23日
株式会社 EduLab

当社は、2025年4月から6月の2ヶ月間にわたり、「EduLab高校生インターンシップ2025」を実施しました。内容は、日々の学習や学校生活に関する課題を特定し、その解決策を提案するというもので、最終日にはそれらについてのプレゼンテーションを行いました。高校生(一部、2024年度卒業生を含む)12チーム、総勢約50名が参加したインターンシップの取り組みや、最終発表会の様子をお伝えいたします。

○高校生の声から始まった新たな挑戦

このインターンシップは、「高校生向けの実践的なインターンシップが少ない」という実情を踏まえ、高校生自らが当社に対してインターンシップ実施の要望・提案を行い、それをもとに、当社が初めて取り組んだものになります。2024年11月から、提案者である高校生4名と共に準備を進め、提案者の同級生や社員の家族(高校生)を中心に参加者を募ったところ、多くの応募があり、12チーム、総勢約50が参加するインターンシップとなりました。

 

対面で実施した4月の初回の全体キックオフは、初の顔合わせということもあり、最初は緊張した空気でしたが、自己紹介後のアイスブレーク企画で打ち解け、積極的な意見も交わされました。また、「ビジネスとは?」などの講義も受講する等、2ヶ月間のインターンシップがスタートしました。

 

○「学習課題の解決提案」を競う実践型ビジネスコンテスト

インターンシップでは、「日々の学習や学生生活に関する課題を特定し、その解決策を提案する」というテーマが与えられ、最終発表会で成果をプレゼンテーションする形式で実施されました。

最終発表会まで、チームに寄り添いアドバイスをするのは社員だけでなく、提案した高校生4名もメンターとなって担当チームからの相談やアドバイスなどを積極的に行いました。前半は迷いが見られた各チームのアイデアも、時間を経るごとに洗練化されていきました。

 

そして迎えた最終発表会では、各チームとも、独自の視点で具体的な解決策を提案しました。高校生向けの学習アプリや、テストを運営する学校や先生の援助にもなるような、事業性の高い解決策も多く見られました。

 

全チームの発表終了後には、審査結果の発表と各賞の授与式が実施され、緊張がほぐれた会場では、最後までやり切った様子の高校生たちが和やかに時間を過ごす姿が見られました。

 

○参加者が語る「参加してよかった」実感の声

本インターンシップに参加した学生からは、「仲間との協働による充実感」、「ビジネスの視点での新たな気づき」、「同世代の多様な発想や姿勢に触れる機会」といった、学校生活では得がたい経験について、多くの前向きな声が寄せられました。

 

・チームでの協働と課題解決への挑戦

課題解決に向けた創造的な思考の実践し、主体的な取り組みにより課題を乗り越えた経験は、参加者にとって成長を実感する貴重な機会となりました。

「毎朝早く登校したり、夜遅くまで話し合ったりと、チーム全員で力を合わせる日々でした」

「みんなで一つのアイデアを育てていく過程は、とても楽しくて、時間があっという間に過ぎました」

「将来の収益を現在価値に換算するなど、これまで考えたこともない視点を学び、考え方の幅が広がりました」

 

・社会人との対話を通じた学び

 社会人や高校生メンターとのやりとりを通じ、実務的な視点や考え方に触れられたことは、大きな学びとなったという声が多数寄せられました。

「毎週、社員の方やメンターの皆さんから具体的かつ的確なフィードバックをいただき、自分たちの視点にはなかった考えに気づくことができました」

「社員の皆さんが熱心にサポートしてくださり、どのような相談にも真摯に対応していただけたのが印象的でした」

「営業計画や価格設定など、学校では学べないビジネスの考え方に触れられたことが新鮮でした」

「将来得られる収益を現在価値で計算するなど、普段触れないお金の考え方を学べて非常に興味深かったです」

 

・他チームとの相互刺激

 同世代の多様なアイデアや表現方法に触れることで、参加者同士が互いに刺激を受け合い、さらに深い学びと挑戦意欲を得る機会となりました。

 「アプリのプロトタイプを実際に作成し、発表していたチームがあり、その技術力と実行力に大きな刺激を受けました」

「営業計画やプレゼンの完成度が非常に高く、どのチームも現実味のある提案をしていて、自分たちもより良い提案を目指そうという気持ちになりました」

「同年代とは思えない発想力や表現力を目の当たりにし、自分ももっと挑戦したいという前向きな気持ちになりました」

 

○最後に

本インターンシップは、参加者の皆様から非常に前向きな評価をいただき、教育事業に従事する当社として非常に意義深い取り組みであったと、あらためて実感する機会となりました。今後も、高校生を対象とした実践的なインターンシップを継続的に実施していきたいと考えております。

また、今回のプログラムにおいて学生が考案したアイデアの中には、実際の事業としての展開が期待できるものもありました。今後、社内で「事業化プロジェクト」を立ち上げ、その中にインターンシップ参加者にも継続的に関わっていただくことを検討しています。

当社は今後も、教育の当事者である学生と共に、新たな学びの機会や社会との接点を創出する先駆的な取り組みを推進してまいります。

 

 


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