事業内容
事業の内容
当社グループは、持株会社である当社及び当社の連結子会社5社並びに非連結子会社7社(平成30年10月31日現在)で構成されており、教育分野における能力測定技術(テスティング)の研究開発及びその成果であるテスト法の実践を通じて、英検協会 等の公的試験実施団体、文部科学省、各地方公共団体等の公的機関、一般企業、教育関連企業、学校法人などを顧客とし、英語その他の能力検査の試験開発、実施、分析、教育サービスの提供等を行っています。
なお、現在では国内のみならずアジアを中心とした海外市場にも事業エリアを広げて、ビジネスを展開しています。
当社グループは、「教育を科学する」をキーワードに、ラーニングサイエンスとEdTech を活用し、次世代教育を実現するというミッションのもと、新規事業の開発・投資から、教育ITソリューション・プラットフォームの提供など、最新のラーニングサイエンスと開発実績を基に、教育市場に次世代のソリューションを提案しています。
- (注)1. 正式名称:英検協会=公益財団法人日本英語検定協会、英検=実用英語技能検定
- (注)2. EdTech(エドテック)とは、EducationとTechnologyから成る造語で、教育とIT技術を融合させてイノベーションを生み出すビジネス分野です。
例として、インターネットなどのオンラインシステムを活用した教育サービスが挙げられます。
1.テスト等ライセンス事業
学力測定技術・教育ツールの研究・開発に注力し、特に語学を中心として「英検Jr.」、「TEAP CBT」、「CASEC」に代表される試験サービス、学習サービスを開発し、大学等教育機関や民間企業・個人向けに提供しています。また、海外においては「CASEC」を中心とした自社開発ソフトウェアのライセンスビジネスを展開しています。
2.教育プラットフォーム事業
「スタギアプラットフォーム」として「ラーニング領域」と「テスト領域」、「メディア(マッチング)領域」を一体的なサービスとして提供。特に中心となるラーニング領域では、語学を中心とした試験・学習サービスの研究・開発を行い、大学等教育機関、民間企業、個人向けに提供しています。
3.テストセンター事業
英検協会が実施する「英検2020 1day S-CBT」及び「英検CBT」の実施会場として、テストセンターを運営しています。また、場所を提供するだけでなく、作問から試験実施・採点までトータルサポート。今後、英検だけでなく、さまざまなCBTテスト事業で自社テストセンターを活用していきます。
4.AI事業
教育に特化したソフトウェア商品(AIG)、AI-OCR 商品の「DEEP READ」、自然言語処理の「NLP」、汎用レコメンドエンジンの「CAERA」、オンライン試験監督システム「CheckPointZ(チェックポインツ)」といった、自社で研究開発したAI技術を用いたサービス・製品の提供を行っております。
5.テスト運営・受託事業
テストの問題作成・システム構築・管理・運営等に関する受託事業です。学力調査事業を実施する国や地方公共団体、英検協会等の公的機関や大学等教育機関から委託を受け、テスト問題の作成から印刷、配送、採点、集計、分析、システム構築など、テストの実施・運営に必要なすべての機能またはその一部を提供しています。EduLabグループのJIEMが国内においてサービスの提供、運営を行なっています。